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by nn_77
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--- Question from kima-san -------------------------------------------
nnさん、こんにちは。

先日また公会計を勉強していたら、上記の予算会計の流れのなかに、Revenue, Allowamce for uncollectible account、それからExpenditureの仕訳も加わり、期末に予算の仕訳を消した後、Revenueを借方へ、Expenditureを貸方へ(期中の反対仕訳)移動させ、ファンドの残高を確認するようなClosing entryが出てきました。

期首に(Dr)にEstimated Revenue,
期中に(Cr)にRevenue,
期末に、また(Dr)にRevenueを動かして・・・・

という流れですよね?最後にRevenueが(Dr)にくるので、(なんだかまたしっくりこない感触ですが)、その論理的な考え方を知りたいです。

もしお時間ありましたら、教えてくださいm(  )m
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kima-san、こんにちわ。質問メッセージありがとうございます。

会社からの帰宅中に、携帯電話でblogチェックしてkimaさんのご質問を見つけ、電車の中でうん、うん、考えてみましたが、分かりませんでした(涙) 勉強、離れたらダメですね~。

自宅について、当時の予備校の公会計のテキストを見ると、確かに、そんな風に説明されていますね。
-----------------Anjoインターナショナル CPA2受験対策Ⅲ 公会計B 1-98より

【期首に行われた仕訳】
a0050593_22465921.jpg


【(a)予算仕訳の締め】
a0050593_2249397.jpg


【(b)期中仕訳の締め】
a0050593_22551085.jpg

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まず、【期首に行われた仕訳】と【(a)予算仕訳の締め】が対になっていることは明らかです。
これは、目安の分銅を期首に置いて、計測をし終えたので、分銅をどけたのでした。(詳しくは、2006年12月17日の記事をご参照下さい)

さて、問題は、【(b)期中仕訳の締め】ですね。せっかく(Cr.)サイドに積み上げたRevenueを(Dr.)サイドにまるまる振り替えて、Expendituresやその他(Dr.)サイドに積み上げてきた科目を、(Cr.)に振り替えてしまうのか?

そこで、本棚に目をやると、出てきたのは、こないだ挫折した簿記のテキスト。そうだ、これに似た話が載っていましたね。

a0050593_22592423.jpg

そうそう、決算手続きの所に載っていたのです。
a0050593_22594014.jpg


つまり、何かというと、公会計も一般企業の財務会計も、期末になると、P/L項目については、(Dr.)と(Cr.)を入れ替えして、その期の損益を出すのです。

上記の簿記1級のテキストのP7に合った内容を、英文会計チックに勝手に置き換えると、夏季のようになると思います。

(例) nn商事は、期末に1年を振り返ると、Sales 1,000、Expense 600でした。
この場合、例えば、期中の仕訳は下記のようになります。
A/R 1,000 / Sales 1,000
Expense 600 / A/P 600

上記において、A/Rの1,000とA/Pの600はB/S項目です。これらは、結局、期首残高に加算されて、期末にB/Sに反映されます。

では、Sales 1,000と、Expense 600は?

はい、これらはP/L項目なので、Income Statementに反映されますね。
で、Net Incomeは?

もちろん、差し引きして400がN/Iです。

が、この「差し引きして」という便利な表現が仕訳の世界では通じず、ちゃんと複式簿記で整理してあげなければいけません。これが期末の決算仕訳。P/L項目のCr.とDr.を反対仕訳でひっくり返して、Net Incomeを算出するんですね。

Sales 1,000 / Net Income 1,000
Net Income 600 / Expense 600

今、Net Income勘定を見ると、
a0050593_23174968.jpg


となり、「反対仕訳を行った結果」、今期のN/Iが400であるという結果になりました。

このN/Iも更に仕訳をきって、全額、Retained Earnings に振り替えます。

Net Income 400 / R/E 400

これで、B/Sの右下の方の純資産の部(Shareholder's Equity)のところのR/Eに今期は400が加算されることになりました。

一連の仕訳の流れで気づくのは、結局、勘定科目の「残高」が残るのはB/S項目だけだということです。上記の例で言えば、A/RとA/PとR/Eだけですね。これらは、残高がB/Sになり、期末残高としてB/S上に反映され、それがイコール翌期の期首残高になります。

一方で、P/L項目は、最終的に「残高」が残りません。今期のR/E増減額を算出するために、期中のSalesやExpenseはみんな反対仕訳をして消してしまいました。そういえば、確かに、これまで会計を勉強してきて、「前期末Sales残高」なんか聞いたことがないですよね。

結局、SalesやExpenseといったP/L関係勘定科目は、最終的に反対仕訳で消えていく運命なのです。決算時に作成するP/L上のSalesやExpenseやN/Iは、途中経過として記録された数字を計上しているだけなのです。つまり、「残高」では無いのですね。期末には残っていないのです。(あくまでも「期中を振り返る」と、「この1年間、Salesは●●●円やった」、というだけです。)

つまり、冒頭の公会計の【(b)期中仕訳の締め】も同じことです。最終的に、ファンドの残高を出すために、この反対仕訳をしているんですね。私のAnjoのテキストの当該箇所にもこう書いています。
「実際の勘定(actual accounts)を締めることにより、fund balanceが求められる」、と。

混乱してはいけないのは、公会計の場合は、actual accountsとは別に、予算会計も行っており、期首に予算仕訳を行って、期末に反対仕訳をしてこの予算仕訳も消しているということです。なんとなく似ている行為なので紛らわしいですね。

予算会計の場合は、なんしか、期首のやつを鏡に映したように反対仕訳をして、全く無かったものにするのが目的です。期首に立てた目安を消すだけ。

Actual accountの場合は、期中のCr.とDr.を反対仕訳して、残高を計算するのが目的です。これは、企業の財務会計で利益の計算をするのと同じです。

いかがでしょう? please contact nn again for any further inquiry.

さて、私にもいい復習になりました。もう一度簿記の勉強してみようかな?

おっと、それよりも、明後日の会社の試験の勉強をしなければ。。。ヤバイ!
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by nn_77 | 2008-04-06 22:26 | >FARE | Comments(4)