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私の大学時代からの親友に漆原次郎さんというフリージャーナリストがいます。
早稲田大学の科学ジャーナリスト養成プログラムにも参加しながら、ジャーナリズムの研究と、実際のジャーナリストの仕事との両方をこなすプロです。

そんな彼から先日メールをもらいました。8/28発売の週間東洋経済9/2号に自分の書いた記事が載っているから、とのこと。

早速購入。

記事はすぐ分かりました。

「大学初ベンチャーが1500社を突破!『量』から『質』の時代へ
出でよ! 日本のグーグル」


という記事です。4ページびっしり。 すごいなぁ。 こんな取材、独りでこなすなんて。行動力、知識、文才、どれ一つ欠けてもできない。凄い。

はじめは、旧友の作品、とうことで、立ち読みで確認、するつもりだったけれど、読んでいるうちに、ふむ、ふむ、、、へぇー、あーそうなんだぁ、・・・そうかぁ。

・・・と引き込まれてしまい、これは保存版だな、ということで購入。

というのも、大学初ベンチャーのスキームとその現状を取材したその記事、

→ 今の私の仕事の関係でも大事な内容。人と話したり、会議で発言する際に、頭にインプットしておく必要あり。特に今回は阪大など関西もカバーされており、重要。

→ 知的財産の管理についてのアドバイス、知財を担保にする動きなどが金融業界でも活発化する中、今回の特許ライセンス売却の「スキーム」は、僕の知識としてとても大事。

そして何より、
→ ストックオプションや特許など、CPAの試験でもでてくる内容が含まれており、ぜひ、blogでも紹介したい内容。

ということで、私の書棚に置くべく大事な記事となっていたのでした。

ストックオプションのことなんかも、言葉がサラッとでてくるわけではなく、まさにストックオプションの具体的な活用例として紹介されており、とても興味深かった。彼は別にCPAの勉強なんかしてるわけじゃないのに、こんなことが取材していてきちんと分かるなんて、さすがだなあ。

やはり、テキストベースの試験の知識でとどめず、こうして実世界の理解に活用しないといけないな!

・・・そういえば、こうした実世界の勉強、ってCPAの勉強をする上でも大事だな、と受験勉強していたころから思っていました。

先日、BECを受験し、かろうじて合格しましたが、いわゆる、勉強したことから出たのは6~7割くらいだったように思います。3割、あるいはそれ以上は、勉強の知識というより、普段、日経新聞や経済ニュースで見聞きすること、銀行の仕事で経験上学んだことなどを総合的に応用して解いた問題が多かったです。(でも79点ということは、そんなに応用しきれていなかったのかもしれません;汗)

BEC は、人によっては、とても簡単、という感想を持つ方が多くいらっしゃいます。一方で、難しいとか、受験するたびに傾向がかわる、という意見も多く聞きます。どちらが本当なんでしょうか?

私は、どちらも正しいと思います。

それは、いわゆるテキストで勉強した問題(あるいは本質は同じで少しそれをひねったような問題)ばかりではなく、いわゆる、ビジネスの現場にいて普段見聞きする、体験することから帰納的に考えて解くような問題も多いからだと思います。

(特に金融、財務系の)仕事についていたり、普段から日経新聞や経済ニュースを見たりしてそうしたことが「常識」になっている人からすると、簡単だと思える問題が多いのだと思います。

私もある意味ではそのクチでだったのですが、でも、まさかそんな知識・経験を援用して問題を解くとは夢にも思わず、ひたすらWILEYを何度も何度も繰り返すばかりだったので、実際の試験では、「あれー、WILEYでこんなトピックあったっけ?」という問題にとても戸惑いました。

また、FARやAUD、REGに比べて、BEC は学問としてまとまった単位になっていないともいえます。簿記論や財務諸表論みたいなのがFAR, 監査論みたいなのがAUD, 税務や法律がREG。これらはひとつの学問体系として構成が緻密に出来上がっていると思うのですが、BEC はなんだか、ビジネスの一般教養というか、いろんなトピックの寄せ集めのように思えてなりません。それゆえ、体系だててひとつのまとまりを成すことが難しく、問題も結局、いまひとつ統一性の感じられないバラバラした出題になるのだと思います。

だから、そうした分野にそもそも見識、経験のある人にとっては簡単だし、そうでない人にとっては、どう勉強したらいいのか、もうひとつピンとこない、ということになるのではないでしょうか?

でも、仕事の経験や日経新聞の情報を活かせ、といわれても困る、というのが僕らのホンネですよね。だから、受験勉強的には、問題集を、時間が許せば幅広~くいろんな問題集に接しておくなどして、いろいろな問題の経験をするのがいいと思います。私が苦戦した理由はWILEY一本で勝負したからだと思っています。

とはいえ、上記は、全体の3割くらい(←nnの主観!!)にすぎず、半分以上は問題集にあった基本的な内容およびその応用から出るので、標準原価計算や、Capital Budgetting(NPV,IRRとか)財務管理関係のお決まりの問題については、問題の本質をきちんと理解して、どんなパターンの問題も対応できるようにしておくのが大原則、大前提だと思います。

親友の仕事の作品の話から、いつの間にかBEC の話に飛んでいました。
勉強の合い間などに、経済関連の新聞や雑誌などを見て、気分転換というか、休憩をすることも大事だなと思ったのです。

BEC の話をしてしまったので紛らわしかったかもしれませんが、今回の漆原さんの記事「大学初ベンチャーが1500社を突破!『量』から『質』の時代へ 出でよ! 日本のグーグル」の中ででてくるストックオプションの話は、どちらかというとFAR的なことかもしれません。ストックオプションとは、を知っているとより深く理解できる場面がチラホラあります。

とにかく、こうした専門的なことも含めて、幅広い分野について洗練された記事をかける漆原さんには脱帽です。彼のきれいな文章も含めて、今後も勉強したいと思います。

彼のブログ「科学技術のアネクドート」では、毎日、いろんなトピックに関する彼の深い考察が紹介されています。 私も毎日ブログを書いていますが、彼のように、幅広い分野について専門的な考察をずーっと毎日続けられるなんて、本当に凄いなと思います。同期なのに・・・ 僕も頑張らなければ!!

そんな漆原さんが「科学技術」には無縁の私の受験合格のことについて、ブログで記事を書いてくれました。漆原さん、ありがとうございました。
お互い、大学を卒業して、何年も過ぎ、随分おっさんになってしまいましたが(笑)、これからも、お互い切磋琢磨してがんばりましょうね。

これからも、宜しくお願いします。
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by nn_77 | 2006-09-03 18:48 | USCPA (general) | Comments(4)