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ノート作りは時間の無駄という意見があります。「テキストを見れば綺麗にまとまっているのに、なんでまた同じ内容をまとめるのに時間をかけるの?」って。

私はノート作りは方法さえ間違えなければ有意義だと思います。理由は2つです。今日はまず、そのうちの1つ。

理由(1): 「自分用」 のイメージが必要

予備校のテキストは、誰にでもわかるように上手にまとめられているのですが、それが自分にとってベストなまとめ方とは限りません。

例えば、今、「りんご」を心の中でイメージしてください。どんなイメージですか?

実際、Googleで「りんご」を「イメージ検索」すると、実にいろんなイメージがあります。木になっていたり、お皿に乗っていたり、皮をむかれていたり、青りんごだったり、1個だったり、バスケットに複数あったり、どれも間違っていはいません。

 つまり、同じ概念、同じ事実も、どうイメージするかは、人によって概念の捉え方、イメージの仕方が、本来違うものなのです。予備校は、商売上、多くの受験生に同じメッセージを伝えるため、最大公約数的なイメージを作り上げます。それはそれで、分かりやすく、上手にまとまっているのですが、自分にとってベストかというと、必ずしもそうではないはずです。

 テキストの内容を理解するのに苦労して、問題をこなした挙句に、「ああ、そういうことか!」とひらめいた経験はありませんか? この経験は、とりもなおさず、テキストがあなた用に書かれていなかったことになります。だから、自分が理解しやすいイメージに、苦労して置き換えることに成功したとき、「ああ、そうか!」となるわけです。

ここで、ノートをとって、「ああそうか」の記録を残さなければ、半年後、いや3ヵ月後に、同じ部分で詰まったときに、またテキストをみて一から考えなければならなくなります。運よく、同じようにまたひらめいたらいいのですが、もしそうでなかったら・・・ そう考えると、長い目で見て、ノートまとめすることが、あながち時間の無駄とは思えないのです。

例えば、「私」の場合、REGの債権のPriorityの話(PMSI, Buyer in the ordinary course of business, Bona fide purchaser, automatic perfection, など)の話については、下記のまとめノート1枚を見れば全て思い出せます。

nn の まとめノート

多くの皆さんにとっては、きったない、分かりにくいまとめだと思います(笑)
でも、私にはベストのまとめなんですね。

これらまとめノートを書くとき、宛名は常に、「未来のコレをすっかり忘れているであろう自分へ」です。将来の自分が分かりさえすればそれでいい、逆に言うと、将来の自分がそれを見てパッ思い出せるノートまとめにする必要があります。

だから、テキストの丸写しとかはよくないです。それであれば、テキストに付箋を貼るなり、縮小コピーするなりすれば済むわけですから。あくまでも、世界でたった一つ、(未来の)自分の為だけの備忘録にするほうがいいと思います。

自分自身のことを一番知っているのは自分自身です。自分の特性を考えながら、どうしたら、将来の自分に、今感じた「なるほどそういうことか!」体験をフラッシュバックさせてあげられるかを考えながら、ノートを書いてみてはいかがでしょうか?

明日は、ノートまとめについて、もうひとつの論点です。  See you tomorrow!
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by nn_77 | 2006-09-10 22:30 | USCPA (general) | Comments(6)