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nnのCPA試験の旅 in Hawaii CPA試験の旅 in Hawaii

Hello again!


by nn_77
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語学と決別

今日、私と同じ業界にいらっしゃる方のblogをたまたま見つけて読んだ。
専門知識と長年の経験を活かしたプロとしての交渉力を活かして顧客との折衝を展開していく様子を記述したものだった。業界の人間から見れば、その臨場感とディテールの描写から、それが事実に基づいて記載されていることがひしひしと感じ取られ、同時に、そのblogを書かれている方の仕事人としてのレベルの高さが伝わってくる内容だった。

考えさせられた。

コミュニケーション能力の高さって、こういうことをいうんだろうな (・ ・ ;)

一方、自分は、まだまだその辺りの力は弱い。もっともっと鍛錬しなければ、とは思いながら具体的な改善もなく、キャラで乗り切っている場面が多い (T▽T)

そもそもnnは、根っからの日本人(関西人と九州人のハーフ)のくせに、日本語が拙い。。。

一方、英語は好きで、自他共に認める英語馬鹿の半生を歩んできた。(中学1年からはじめたのだから、今のトコロ、本当に半生だな。。。) おかげで、英語はある程度は出来るようになった。でも、所詮、日本で今の環境では、これが限界だ。とても上記のブログで感動したような、業務レベルで専門知識と心理戦を駆使できるような、高いコミュニケーションレベルまで英語力を上げることは出来ないだろう。

・・・そして、万が一そこまで上げたとしても、使う機会は恐らく無いだろう。

そんな現実から脱しようと、英語も一層レベルを上げて、米国の専門資格も目指し、ひょっとしたらまだ自分も国際的な分野で・・・という期待感や淡い想いがあった。しかし、私の中で、それを実現するなら30歳までと決めていた。自分が、何かの分野でプロとして道をきわめて行く上で、その方向性は30歳までに決めないと、(特に私が今いる業界では)あとあと間に合わないと考えたからだ。

29歳から本格始動したUSCPA試験だが、合格したのは31歳。少し過ぎてしまった。それでも、合格したし、TOEICも990点とれたので、「これでどうかな?」と思って、希望分野への異動を申し込んでみたものの、残念ながら、願いがかなうことは無かった。。。

ま、英語やらCPA資格以前の問題として、私のこれまでの実績に難があったから仕方がないことなのだが。。。(T▽T)

あれから半年、なんだかんだいって割り切れずに色々なキャリアチェンジを思い描いてみたり、そのために簿記や英語や中国語なんかを勉強してみたり。。。 けれど、いまひとつ中途半端。そうしたフラフラした気持ちを反映して、その間、blogのデザインやタイトルも良く変わった。Blogというのは、やっぱりどこかで、bloggerの気持ちを反映していると思う。

さて、そんな中、先日は古巣の研修で忘れていた新人の頃の初心がムクムクと頭をもたげていた。そして、今日、冒頭で書いたように、ある人のblogを読んで、ああ、これだな、と思った。

結局、自分は、英語や英文会計、あるいはパソコン技能といった強みに逃げ込んでいたように思う。これらは私の得意技ではあるけれど、その道のプロには遠く及ばない。

結局、自分にはまだ、○○のプロだ!と胸を張れるものがないのである (-_-;)

唯一あるのは、(地理的にではなく、内容的に)幅広い転勤の連続から得た多様な経験だけだ。そして32歳。サラリーマンとして残された年数を考えると、今ある材料をベースにこれから自分をプロとして自分が理想とするレベルまで伸ばしていくには、いまの甘っちょろい英語力やマクロが組める程度のPCスキルではどうにもならない。むしろ、母国語で、もっともっと広く深い専門知識を吸収し、もっと厳しい経験をしていかなければ、絶対に間に合わないし、社員として使えない。

ということで、ようやく、目が覚めた  \(`^´)/

nnはもう、英語のための英語の勉強はしない!

海外の時事・経済ニュースはこれからも追いかけるとしても、それは英語の勉強のためではなく、明日の自分の仕事に直結させるためにしかしない。いつか役に立つかも・・・という自己満足の自己研鑽は、もう、終わり!

そう、これからは、自己研鑽に費やす時間は、極力、自分の仕事に直結させるようにしていくのだ! で、あれば、今の私に英語や中国語をしている暇は残念ながら無い!
業務に関連する法律、他部門や同業他社の提供するサービスの詳細、その他、今の自分が当然知っていると世間が思っているのに実は知らないこと・疎いことなど、勉強しなければいけないことは、ゴマンとある。更に、自分が、例えば5年後に胸を張って世間に○○のプロですと堂々と宣言できるようになるためには、徹底した知識と情報の管理が必要になる。

もう、ドメスティックだとかインターナショナルだとか、関係ない ( `ヘ´ )
明日の自分が今日の自分より少しでもプロになっているように、毎日、具体的に努力と成果を積み上げるように生きていく!!




・・・では、USCPAの勉強は無駄だったか?

全然 (^ v ^)

USCPAの勉強は、私の受験英語をビジネス英語と互換性のあるものにしてくれたし、勉強して以来、今まで、理解しているつもりでできていなかった業務上や専門誌上のいろんなことが分かるようになったし(←かなり大きい)、努力してかつ成果を出したことについて色々な場面で評価を得られるようにもなった。Ethicsのコースを終了してCertificateまで取得し、形式的でも名刺に書き添えたことが効果をあげたこともあった。良かったことや成果は挙げればきりが無い。
人によって資格の活かし方も違う以上、CPA試験勉強に費やす時間・費用の妥当性の計算もまた個々人で変わってくるわけだが、nnの生き方の場合、3年間100万円であれば、十分モトが取れると思う。

だから、これまで語学やUSCPA試験にエネルギーを費やしてきた自分を否定するのではなく、むしろ、そうした経験を私なりに十分積み重ねてきたと思うからこそ、今、これらのことから卒業して、今度は、生きたビジネスの現場で、そして自分自身の人生の実践の場で自分を高めて行きたいと思う。

英語馬鹿、今日で卒業 ( ^ ^ ゞ
by nn_77 | 2007-07-18 23:52 | 英语(English)