USCPA試験、分からない問題のとばし方
2007年 04月 29日
また、受験後は、「手応え」を確かめながら、ドキドキしたり、少し憂鬱になったりしなら結果を待つものです。私もそうでした。
私は4日連続で4科目受験したこともあり、また、受験体験記をblogに記録したこともあって、本試験のときの雰囲気が記憶にあります。
そんな私の感覚だと、だいたい、1テストレット30問(REGは24問)のうち、「う~ん・・・」と思った問題は3問くらいでした。というのも、前もって、「『「う~ん」とじっくり悩む問題は1テストレット中3問まで、と決めていたからです。
ですから、一問ずつといていく中で、即回答のアプローチが見出せない問題があれば、
① とりあえずa)~d)の中から1つ適当に選んで、
② 後から戻ってこれるようにチェックをしておいて、
③ 次に進む
というふうに問題を解き進めていきます。3つ以上こういう処理をすることがないように、どの問題も安易にはあきらめません。一瞬「ウッ」とつまっても、しばらくは問題とにらめっこです。トランプのゲームでパスは三回まで、というのがありますが、あんな感じですね。パスばっかりしているとすぐ3回使い切ってしまうので、パスするタイミングは難しい、みたいな。
しかし、一方で、事前にチェックしていたCPAネットの情報で、「タイムマネジメントが極めて大事」「SIMをする時間がなかった」なんていう体験談を沢山みていたので、1テストレットあたり45分、1問平均1分30秒、というのを決めていました。ですから、安易にパスしないように、ちゃんと問題を考えるといっても、このリズムを崩すほど、とまっては入られません。しかも、いったん飛ばしてから、最後まで行って、また戻ってきて検討しなおさなければならないのですから、秒数に換算すると、結局限られた時間しか悩むことはできません。しかし、こういうこともちゃんと計算に入れながら、本試験中も冷静に自分の状況(何問といたか、あと何分か、ペースは順調か?この問題は後回しにする3問に値するのか)を客観的に見つめて、ペースを「管理」することが大切です。PC相手に、選択問題をなんとなく解くような、ゲーセンのクイズマシンをしているようなムードに陥らないことが大切ですね。
さて、この「後回しにするのは3問まで」という私のルールですが、なぜそうしたかというと、GLEIM-CDを何度も30問単位で解いて、最後、採点のためのボタンを押して正答率をチェックする、という作業を何度も繰り返しているうちに、正答率が80%以上、悪くても75%超になるためには、自分の手応えとしては「あの問題、いまひとつ、つかめなかったなー」という問題は3問くらいまでに抑えなければならないという経験を得たからです。
手応えの感覚というのは人によって違うので、この「3問まで」というのが誰にでも当てはまることは無いでしょう。でも、私の場合は、タイムマネジメントも含めて試験を自分の管理下におくことを考えると、やはり、GLEIMをやってるとき、80%近い正答率を出すためには、悩むのが許されるのは「3問まで」だったんです。本試験前には、GLEIMでそのノリで問題を解いていくようにすることはできたので、逆に言うと、それくらいは勉強した、ということかもしれません。
そのノリとリズムで、本試験にも挑んで、幸い、本試験の手応えも、ほぼそんな感じでした。(BECは若干異色でしたが、、、) GLEIM-CDの正答率の%と、本試験のスコアの%では、その測り方が違うので簡単には比べられませんが、自分の結果を見ると、だいたい、上記作戦があたったのではないかと思っています。