質問回答コーナー:Affidavitのところの書き方
2007年 04月 18日
---NJ from USA さん より-------------------
私も今Certificateの申請をしようと思っているのですが
3枚目のAFFIDAVITの
①STATE OF
②County of
何と入れるのでしょうか。
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以前に書いた「Certificate申請手続き総括 (nn の場合)」という記事で、デラウェア州へCPAのCertificateを申請する手続きをまとめました。
今回頂戴したのは、その記事へのご質問です。
結論から言うと、この欄は公証手続きに行く段階では、記載不要のようです。この欄も含めて、3枚目はブランクの状態で公証手続きをする場所(日本だと米国大使館や領事館)に持っていって、公証手続き時に、先方に記載してもらうことになると思います。
以下、nnがそう考えた理由をメモしておきます。
A4で3枚のapplication formをダウンロードするのですが、このapplicationの3枚目。ここに
「State of」と「County of」の欄があります。
ここに、何を書くのか、ということです。
「ハテ、自分のときは、何て書いたんだっけかな~?」と思いながら、ファイリングしておいた控を奥からゴソゴソと取り出してみると、こんな風になっていました。
そう、私は、ここに何も書かずにもっていきました。そして、こんな風にスタンプが押されているのです。写真の通り、State of とCounty ofの印刷が斜線スタンプで消されていて、その脇に、
JAPAN
PREFECTURE OF OSAKA
CITY OF OSAKA
CONSULATE GENERAL OF THE
UNITED STATES OF AMERICA
とスタンプされています。コレはつまり和訳すると、
日本
大阪府
大阪市
米国総領事館
ということです。 ちなみに私の住所は大阪府ですが大阪市ではありません。
以上を考えると、ここの欄は、公証手続きを行う場所を記述する欄だと思われます。
このAffidavitの部分の文章も、1人称の"me"はNotary Pubic(公証人、大阪領事館で手続きした私の場合、領事さんでした。)のことです。そして、applicantである申込者はhe/sheと3人称で示されています。ですから、この文章は、公証人が「この書類は・・・・と、こういう書類なのだ」と「公証」している文章なんでしょう。そして、その「公証」をした場所(私の場合、大阪府大阪市にある米国総領事館)を、"State of"や"County of"に記述するのでしょう。大阪の米国総領事館で手続きをした私の場合、ここが上記のようになったわけです。
ちなみに、この3枚目にはSigunature of Applicantという欄もあり、ここには、Certificateの申請者がサインするのですが、これは、「公証」時に公証人の目の前でします。公証人の面前でココにサインをするのも、公証取得手続きのひとつです。
ということで、この3枚目には、なーんにも書かない状態で、米国大使館・領事館に行けば、大丈夫だと思います。
公証手続き時に、この欄に、公証を手続きをしているその場所が記載されるので、手続き後、郵送する段階では、もちろん、記載されていなければなりません。
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こういう手続きって、面倒だし、ドキドキするし大変ですけど、仕事以外でなかなか公証手続きすることって少ないですし、ましてやNotary って、外国のやつを経験することはあまりないので、これもいい経験(?)ですねー。
以上、私の個別の個人的体験をベースにした記述ですので、「それ、間違ってるよ」とか補足情報など、ご指摘頂ければ幸いです。