幻の一品
2006年 12月 13日
先月購入したのはリング径8mm。背広の胸ポケットにはちょうどよかったのですが、懸念した通り薄すぎて、日常の業務管理には耐えられませんでした(涙)
年初に購入した15mmリングのものは分厚いので、日常業務管理というよりは各種データファイル(マーケットシェアや、各社の財務計数、業界トレンドなどの資料)として活躍中です。
私の場合、日常業務管理には、この中間の11mmリング径のものが最適のようです。
8mmの携帯性と15mmの容量のメリットを少しずつ保有する11mm。実は、入社3年目のときに使っていたのがまさに11mmのものだったので、ここ2週間ほど、これを復活させていました。
しかし、やはり何年も前に買ったもので、当時はかなり乱暴に扱っていたので、ずいぶん傷んでしまっていました。しかし、いろいろと使い勝手がよくデザインも気に入っていたものなので、ずっとしまってあったのです。買い換えたかったのですが、メーカーのほうで絶版になってしまい、方々の文具店やネットショップで探したものの、やはりどこも在庫なし、ということで見つけることができずにいました。私の中で秘かに幻のシステム手帳になっていたのです。
ところが、先日、ネット文具屋さんで、奇跡的にこの幻のシステム手帳を見つけたので、即注文しました。黒は在庫がないとのことで、今回はブラウンになりましたが。いい感じです。ついでに茶色のカバーに合うペンも買ってしまいました。
これで当分、お買い物はできません。
手帳の革の香りは、子供のころ買ってもらって嬉しかった野球グローブを思い出します。
ケータイに凝るのはゲームウォッチの名残りかも。基本的に、嗜好も思考も子供のままなのかもしれません。
表紙見返しには、写真を挟む小さな扉があるのがお気に入りポイント。
ここには、先日の記事で触れた私が尊敬する先輩の写真と、当時いただいた言葉を書いています。
仕事に油断しそうになったら、ときどき、チラッとのぞいています。 そうして、苦労した当時の事を忘れることないようにして、日々、頑張って走っていきたいと思います。いつかまた先輩に再会することがあったとき、今度は怒られないように!
いやー、でも、絶版になったこの手帳にめぐり合うことができて、ホントに良かったです。