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by nn_77
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Written Communicationのコツ

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今日、会社を出る直前にかかってきた1本の電話。出てみると、昨日のイギリス人さんでした。

先方 “Thank you for your email. I read the message.”

いや、そんな、サンキューって。。。申し訳ない。

nn “Please don’t mention it. We’re sorry that we couldn’t live up to your expectation…”

先方 ”No, it’s all right. I can understand the reasons you gave me. But let me confirm….”

そう、昨日のお断りのメールで私は2つの理由を挙げてお断りしたのです。

先方  「 理由1 については、~~~~ということを考えると・・・・・・なので、その意味では問題ないのではないですか? であれば、残る問題は理由2だけですが、これについてはお互い歩みよれる部分があると思います、というのも・・・」

彼は、それぞれの内容を確認した上で、上記のように重ねて説得を続けてくれました。その内容に感激。

いえ、別に歩み寄ってくれることが感激だったわけではありません。

嬉しかったは、先方の論理的な回答です。私が理由1と理由2を、私なりにキチンと構成した文章で(通じるかな?とドキドキしながら)送ったら、見事に、それぞれの理由をとりあげて、ひとつひとつに答を打ち返してきてくれたのです。端的に、まっすぐ。(端的にまっすぐ返さないとnnの語学力では理解できないと察してくれた彼の優しさかもしれません。)

議論がかみ合った嬉しさです。
語学力のことではありません。論理的なコトバのキャッチボールがかみ合った喜びです。

先方から投げられた「理由1の反証」および「理由2の妥協案」について、それぞれ、私からも反証し、先方が納得。さらに先方もそれ以上の切り札はなかったので、そこで投了となりました。ちょっと、ネゴシエーションしたみたいで(自己満足ながら)気持ちよかったです。

( 関係ありませんが、negotiationはCPA試験(REG)では有価証券の流通、買取のことですね。上記では、「交渉」の意で使っています。)

↓ ココから先は、私の主観、個人的意見に過ぎません。「ふ~ん」くらいに流してください。

ところで、CPA試験のSIMULATION問題のWritten Communicationの問題でも、この点は大事だと思うのです。

もちろん、そのトピックに関する会計ルールや監査ルールについて、正しく記述することは大切です。しかし、これらのことは、MCの勉強を通じて学ぶことも出来ます。基本を押さえていれば、詳細はリサーチツールで本番中に確認することもできます。

そんな中で、あえてWCの為だけに、特化して練習できることがあるとしたら、その一つは、文章を論理的に「構築」する練習だと思います。こう書くと、難しく聞こえますが、基本は、コミュニケーションとして、ちゃんと効率よく成立しているかどうか、ということです。

例えば、冒頭のセールスの電話にしても、

先方が私の理由1と理由2を挙げて謝絶したことにたいして、

もし、先方が、
「でも、他にあんなメリットも、こんなメリットもありますよ。」
とたたみかけてきたらどうでしょうか? 

言っていることが仮に正しいとしても(あんなメリットやこんなメリットが確かにあったとしても)、これでは、「私の謝絶」に対する論理的回答としてはイマイチです。

だって、私は理由1や理由2を挙げているんですから、まずは、それについて分析して答えてくれなければ、コミュニケーションとしてちぐはぐです。

もし、どうしても、追加情報を出して「あんなメリット」や「こんなメリット」で勝負したければ、

「あんなメリット」>「最初の謝絶理由1」
「こんなメリット」>「最初の謝絶理由2」

の説明もセットでしてくれなければいけません。

モチロン、CPA試験のWCでも、単に「○○○○○って何ですか?」のような一問一答的な定義を求めるような問題であれば、ただ、そのまま答えるしかありません。

ただ、中には、例えば、FARなんかだと「Cash basisとAccrual basisではどちらを使うべきなのか?」みたいに、ぼんやりと聞いてくる問題もあると思います。
そんな時、単に、

(1) Cash basisは・・(CBの説明)・・・・・

(2) Accrual basisは・・・・(ABの説明)・・・

(3) だから、ABが望ましい


これでは、(2) と (3) の間の論理の飛躍が否めません。


例えば、下記のようにすると、ずっとマシではないでしょうか?

(1) Cash basisは・・(CBの説明)・・・・・

(2) 1に見られる性質のせいで、CBは○○○○のような問題を引き起こす
こうした問題は投資家など財務諸表の利用者にとってその有用性を毀損するので有害である
( ↑ 決まり文句?)

(3) この問題は1における▲▲▲▲が原因で引き起こされる。

(4) Accrual basisは・・(ABの説明)・・・・・

(5) 4に見られる性質のせいで、ABは▲▲▲▲を引き起こさない

(6) だから、ABが望ましい


とすると、ナルホド、と一応、質問に対する答の形が成立します。

要は、相手の「なぜ?どうして?why?」を察知して、事前に説明してやるようにすればいいのですが、ノウハウの例としては、論理的な文章構築のいくつかのパターンというか、拳法の「型」みたいなヤツを用意しておいて、それに当てはめて書いていくようにするのが簡単だと思います。

例えば、上記の例であれば、下記の「型」に当てはめて書いています。

1.現状説明 (Problem)

2.発生する問題 (Harm)

3.問題の原因 (Cause)

4.対策案 (Plan)

5.「対策案」が「問題の原因」を除去することの説明 (Solvency: problem-solving capability)

6.結論(=「対策案」は正しい)(Conclusion)


確かに、文章構成の練習に注力しすぎて肝心のFASやSASの勉強に手がまわらなくなるといけないので、そんなに注力する事では無いかもしれません。

ただ、私自身、本番の試験で、記憶があいまいなところを突かれてかなり焦ったのですが、そんなとき、とにかく、自分が持っていた文章構築の「型」に、関係ありそうな情報を落とし込んで、段落を組み立てることで、なんとかWritten “Communication”の形に仕上げることができたようにも思うのです。


・・・今日の記事も、ダラダラ書いてしまいました。ごめんなさい。


ギター侍に歌われてしまいそうです。

「本当にnnに整然と構築して書いて欲しいのは・・・、WCよりも、あんたのブログの記事ですから~、残念!!」

失礼しました~。
by nn_77 | 2006-09-27 21:36 | USCPA (general)