シンガポールから
2019年 05月 27日
SNGに渡って9年が過ぎた。
約20年の会社員人生の約半分をこの国で過ごしたことになる。
この間、同じビジネステーマに取り組んで、試行錯誤と勉強の日々だった。
同じ一つのビジネステーマの中でも、いろいろな角度から勉強し、思考し、試行/施行し、失敗し、やり直し、今に至る。
このプロセスを業務/ビジネスとして、サラリーマンながらやってこれたのは幸せ、と、よく認識すべきだ。
今から約10年前、TOEIC満点をとってUSCPAに合格した私は、それでも、自分のキャリアパスが描けない世界を地方で彷徨っていた。
一度その時にオフサイトで面談したUSCPAキャリアコンサルタントも「nnさんの今の会社の中の位置づけで英語や海外なんて多分ないから、転職してみたほうが。。。」なんて親身になって言ってくれていた。
そんな私が、その後のふとした会社内のご縁でこの国に渡りal、almost a decade.
その間に、USCPA受験勉強の恩師のK.Tさんにもこの地で巡り会えた。
この国に来た私の仕事がずっと充実いっぱいだったばかりではないし、失敗も多数、また、反省もその倍あり、いろいろ悩んできた。今、このブログを見返しても「病んでるねぇ〜、自分」と思う投稿も多い。
しかし、10年規模で人生振り返ると、多いに充実した人生を、10年前と転換した人生を送っている。
人生、楽あれば苦あり、という。
そのサイクルはFXの波のように行ったり来たりする。
1日で見れば1日なりに、1週間、1ヶ月、半年、1年、3年、5年、、、それぞれのサイクル内で浮き沈みがある。
そのサイクルを越えた観点で自分の人生を見つめて、「幸せ」を地道に着実に重ねられたらいいんじゃないだろうか。
10年前にお前が海外に行くことも英語を使うことも会社に居場所があることもないと言われた私が、今、SNGで10年間、英語を1日の半分使って、同じ会社の同じような業務部門で生きている。
今も「あぁ、やっちまった」という反省は、日々、絶えない。
でも、自分の弱さも受け入れて、やっていこうと思う。
変われる自分、変われない自分をしっかり踏まえて
そんな「自分」の人生を生きていこう。