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質問回答コーナー: 連結決算問題 --- 実践編

すっかり、秋らしくなってきましたね。
クールビズも終わりになりますが、なんとか衣替えと季節の変わり目がマッチした感じです。
(matching principle? ちゃう、ちゃう。。。)

さて、先日、親会からと子会社に商品が販売された場合の計算について、
(1) 商品が最終、子会社から、外部に売却された場合、と
(2) 商品が子会社の在庫に残った場合
のそれぞれについて、まとめをしました。

で、今日は、CPA-netで、上記の(1)と(2)をミックスした問題についてのご質問が投稿されているのをみつけました。実際、CPA試験の過去問などを見ていても、この手の問題は結構よく載っていますよね。

CPA-netということで英語でもありますし、そういう意味では、まさに「実践編」、ということで、久しぶりにまた投稿してみました。

コレが質問。


【QUOTED from chaperon rouge's post on the CPA-net 】
During the current year, Park Corp. recorded $500 of sales of inventory to Small Co., wholly owned subsidiary, on the same terms as sales made to tird parties. At Dec. 31, Small held 1/5 of these goods in its inventory. The following information pertains to Park's and Small's sales for the year:

Park/Small

Sales $2000/$1400

CGS $800/$700

Gross profit $1200/$700

In consolidated income statement, what amount should Park report as CGS?

Thanx.


で、下記が私の回答。(CPA net上では"nn77"と名乗っています)
【赤字部分は、後日、計算ミスの指摘を受けて修正しました】

First, we have to note that 4/5 of the goods were sold to third parties, and the remaining 1/5 were not sold.

Regarding the 4/5, we have to offset the Park’s sales and the Small’s CGS, because the remaining Park’s CGS and the Small’s sales is enough to account for the sale of this 4/5 portion on the consolidated F/S.

Thus,

Sales 400  / CGS 400


Regarding the 1/5, we have to offset the Park’s sales and the sum of the corresponding Park's CGS and the overvalued part of Small’s inventory.

1) Since the 1/5 goods were not sold at all, we have to reduce the Park’s sales by $100 and its corresponding CGS: $60 $40 ( = $100 * 800 / 2,000 )

2) Besides, the amount recorded on Small’s balance sheet for the 1/5 goods is overvalued because the goods were sold from Park to Small with Park’s gross profit, i.e. $40 $60.

The effects of (1) and (2) above are eliminated by giving the following journal entry.

Sales 100 / CGS 60 40
          / Inventory 40 60


Therefore, the CGS on the consolidated I/S is $1,040 1060(=800+700-400-60-40)


簡単にまとめると、

1: 最終的に子会社からまた外部に売れた場合
  >> 親会社のSalesと子会社のCGSを相殺消去する
(残った子会社のSalesと親会社のCGSで、この外部に売れた商品の売上について会計が成り立つから、それで十分)

2: 子会社の在庫に残った場合
  >> 親会社のSalesと、その売上に付随するCGSを消して、子会社の在庫の価格から親会社に上乗せされた利益部分を消す
(結局、最終、外部に売れなかったのだから、親会社はこれを販売しなかったことにする。また、在庫価格も、親会社利益上乗せ前の、親会社の在庫の状態に戻す。)

・・・ということですね。
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by nn_77 | 2007-09-29 18:21 | >FARE

質問回答コーナー:連結会計の処理 (お詫び&訂正編)

実は、昨日の記事の解説が間違っていました!

今朝、目が覚めてから、見直してみたら、おかしな箇所があることに気づきました。

「あ~あ、やっちゃった。」 というやつです(涙)

既に、ご質問を頂戴したkikiさんからの御礼コメントまで入っていました。
やっぱり、プロのCPA試験講師には遠く及ばないnnでした。

しょげていても仕方が無いんで、昨日の記事の修正版を以下に書きます。


--------------------------------------------------------------------------------------

さて、昨日は、kikiさんからの連結についてのご質問への回答を試みたわけですが、今朝、読み直すと、おかしいところが2点!

1: 過大計上されているInventoryは$150,000なのに、仕訳で消しているInventoryは$100,000! (→これは数字を$150,000に直せばよし!)

2: 過大計上されているProfitを消す、とか言いながら、(Cr.)サイドにProfit項目を持ってきている。利益項目を消すなら、(Dr.)サイドにもってこないといけないのでは? 


いろいろ、考え直して、下記の回答にたどり着きました。

(Dr.) P社のSales 250,000  / (Cr.) S社のInventory 150,000
                         P社のCGS     100,000


後で図で確認しますが、先ずは、そもそもの今回のtransactionのjournal entryをピックアップしていきましょう。

1) P社が、在庫のうち$100,000 について、$150,000 の利幅を乗せた上で、S社に販売した。

> まず、P社のSalesがたちますね。
A/R       250,000  /  Sales     250,000

>そして、P社の在庫が減ります
CGS      100,000  /  Inventory  100,000

2) S社は、$250,000 で在庫を積み増しました。これは全部売れ残って、当期の販売には充てられていません。

> S社は、仕入れの仕訳だけですね。
Inventory     250,000  /  A/P    250,000


・・・で、今回は、そもそもS社とP社を一体としてみたときに、当該在庫については何の販売活動も実現していないことになりますので、上記がそもそも無かったことにしてしまえばいいわけです。

全部の反対仕訳をすると、


Sales      250,000   /  A/R      250,000
Inventory  100,000   /  CGS      100,000
A/P       250,000   / Inventory   250,000 

で、これをInventoryが両サイドにあるので、これを整理すると、

Sales      250,000   /  A/R      250,000
A/P       250,000   /  CGS      100,000
                   / Inventory   150,000 


となります。一応、上記が答と思われますが、もしP社とS社の間でA/PとA/Rの決済が済んでいたら、

Sales      250,000   /  CGS      100,000
                    / Inventory   150,000

となります。Payableの決済が済んでいるというのは、Cash$250,000が、P社のCashから、S社のCashに移っただけなので、両社を一体としてみた場合、結局Cash accountから出ていないことになりますものね。


さて、上記の仕訳の正当性を図でも確認してみましょう。


まず、Sales $250,000 の消去について。

昨日、図で見たように、今回、こうなります。
a0050593_1301455.jpg


P社の売上げのうち、$250,000は、S社のI/Sに流れずに、S社のBalance Sheetに流れ込みます。全く売れてないので、年間の利益の流れを測るI/Sには登場せず、年末時点での在庫にまるまる計上されるだけです。しかし、両社のI/SをGrossでみると、黄色の250,000の売上げの部分がSalesに含まれてしまっています。このままだと、$250,000が、外部への売上げに含まれてしまいます。したがって、これを消す必要があります。

だから、「Sales $250,000 の消去」は必要ですね。


次に、CGS $100,000の消去について。

さっき、「P社のSalesを消去した」という事実をみたとき、もう一つ、セットで調整しておく必要があったものがあります。

それは、P社のCGSの調整です。

P社のIncome Statementを見ると、Gross Profit Rate(売上総利益率)が一目瞭然。P社は400,000のモノを1,000,000を売り上げて、600,000の利益を出す会社です。

で、さっきしたのは、このP社の売上げのうちの250,000について、「いや、それはまだ、外部には売れてないから」と言って、Sales 250,000を無しにしたのでした。

先程確認したP社のGross Profit Rateから逆算すれば、現在のP社の単独I/SにおけるCGS $400,000のうち、$100,000はこのSales 250,000に対応する部分です。($250,000×40%)

今、P社のSales $250,000を「無し」にするのであれば、P社のCGSからこの$100,000も「無し」にしなければなりません。つまり、下記のCGSの黄色部分の消去ですね。
a0050593_12422563.jpg


Salesを消すのですから、対応する部分のCGSも消さなければいけない、ということです。販売が成立しなかったことになるのだから、そのコストも発生しなかったハズ。

ということで、、「CGS $100,000 の消去」も必要ですね。

目ざとい方は、上記の図で、利益の部分のオレンジ色の$150,000も減らなければ、と思われたでしょう。

その前に、今度は、S社のB/Sを見てみましょう。

今回、このInventoryは、P社から、S社に対して“on the same terms as sales made to third parties. ”で「販売」されたわけです。つまり、P社は、ちゃんと「利益」を上乗せしてS社に売っているし、S社の当該在庫は、P社が上乗せした利益の分だけ、過大計上されていることになるんですね。 さっき、P社の上乗せ利益は$150,000であることを確認していますから、下記のような図がイメージできますね。

a0050593_1314284.jpg


この$150,000は、関連会社内で在庫を移しただけで発生している額になりますから、いわば、幻のInventoryです。S社を単体で見るならこれも込みでInventory、ということでいいのですが、P社、S社を一体としてみるとき、こんなInventoryは、消去しなければいけませんね。

したがって、「Inventory $150,000 の消去」も、やはり必要ですね。

ところで、ここで消去するInventory $150,000は、S社のEnding Inventoryです。
よくあるInventoryのボックス図で考えると、S社のEnding Inventoryの減少は、S社の当期CGSの増加につながり、結果的に、S社の利益が$150,000減ったことになります。

さっき、上記で見た、P社のI/Sのオレンジ色の$150,000との調整がここで図れるわけですね。さっきのP社のI/Sのオレンジ色のところでは$150,000が多いままにしていたみたいだけれど、いま、S社のEIを減らすことで、結果的にS社I/Sの利益が$150,000減ったから、連結ベースでの利益はちゃんと調整が図られることになります。


---------------------------------------------------------------------------------

以上です。
昨日の記事を一生懸命ご覧頂いた方、ごめんなさい。

これが、プロのCPAだったらクライアントさんの信用を失い、顧問料返せ!という事態になるだろうし、CPA予備校の講師だったら、授業料返せ!ということになってたんでしょうね。

まだまだ、甘ちゃん、ド素人のnnでした~(涙)


こんな感じですので、nnの記事は、常にだまされないように、critical viewをもってご覧ください。

ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。 m(_ _)m
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by nn_77 | 2007-09-25 13:14 | >FARE

質問回答コーナー:連結会計の処理 (在庫編 パート2)

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翌日になって、この日の解説記事は間違っていることに気づきました。
修正記事はコチラです。 ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
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さて、今日は、昨日のご質問への回答の続きです。

> この問題ではSmith社には在庫がないのですが、在庫があった場合unrealized gainが発生します。できればその説明も加えていただければ幸いです。


そうです、連結会計処理の問題について、このパターンも、また、良くある問題ですね。

やはり、nn的に(←しつこい!)、図を描いて考えましょう。

わかりやすく、「S社がP社から買った商品は、期末に全部S社に残っている」場合を考えましょう。

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翌日になって、この日の解説記事は間違っていることに気づきました。
修正記事はコチラです。 ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
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図にすると、こうなります。
a0050593_1301455.jpg


P社の売上げのうち、$250,000は、S社のI/Sに流れずに、S社のBalance Sheetに流れ込みます。全く売れてないので、年間の利益の流れを測るI/Sには登場せず、年末時点での在庫にまるまる計上されるだけになっちゃうんですね。

さて、両社のI/SをGrossでみると、黄色の250,000の売上げの部分が過大計上なのがわかりますか?

なぜか?

連結決算は、両社を一つの会社としてとらえて、その合算ベースの会社が、外部との取引でどれだけ商売できたか、を示すものです。(Consolidated operating results, cash flows, and financial positions are prepared as if a parent and its subsidiaries are a single entity.) とすると、この黄色の部分は、GrossベースではSalesに計上されているけれど、このままだと、外部への売上げに含まれてしまいます。したがって、これを消す必要があります。


(Dr.) P社のSales 250,000  / (Cr.) ???????

では、(Cr.)にくる相殺の相手方は何になるでしょう?

今回は、P社の売上げが、S社のB/SのInventoryにまるまる流れ込んだのでしたね。

a0050593_131462.jpg


じゃあ、こうじゃん!
(Dr.) P社のSales 250,000  / (Cr.) S社のInventory 250,000

・・・と、飛びついたらダメですね。

今回、P社の倉庫からS社の倉庫に在庫が移っただけ、ということになるわけですが、かといって、下記のように考えてはいけません。

a0050593_1312152.jpg


↑ これだと、P社からS社に売ったのではなくて、本当に文字通りトラックで運んだだけになります。そうではなくて、今回、一応、P社から、S社に“on the same terms as sales made to third parties. ”で「販売」されたわけです。つまり、P社は、ちゃんと「利益」を上乗せしてS社に売っているし、S社の当該在庫は、P社が上乗せした利益の分だけ、過大計上されていることになるんですね。

a0050593_1314284.jpg


だから、修正の消去仕訳はこうなります。

(Dr.) P社のSales 250,000  / (Cr.) S社のInventory 100,000
                         S社のGross Profit 150,000

よろしいですか?

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翌日になって、この日の解説記事は間違っていることに気づきました。
修正記事はコチラです。 ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
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ところで、上記のGross Profit 100,000とか、Inventory 150,000という数字も、適当に書いたわけではありませんよ。

冒頭のP社のIncome Statementを見ると、Gross Profit Rate(売上総利益率)が一目瞭然なので、それで計算したわけです。1,000,000を売り上げて、600,000の利益を出すP社の売上総利益率は60%ですね。250,000のSalesについては、うち、60%の$150,000が上乗せ利益のはずですね。

以上です。

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翌日になって、この日の解説記事は間違っていることに気づきました。
修正記事はコチラです。 ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
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上記を「典型的な」問題、と私が言ったのは、実際に、問題集で、下記のようなパターンも経験したからです。

・ 子会社に販売したうちの、「一部だけ」が、期末に売れ残った場合
・ 親会社の販売方式において、子会社へ売るときの利益率と、他の会社に売るときの利益率が異なる場合

・・・などです。

でも、大丈夫。今回の私のブログ記事で「本質」さえつかんでいただければ、上記の変則パターンも、計算の手間が面倒なだけで、問題自体が「難解」なわけではないことがお分かりいただけるはずです。

それでは、kikiさん、そして、受験生の皆さん、これからもお互い頑張っていきましょう!

しかし、タグ、「consolidation」の順位があがってきたな~。

If you have further inquiry, please don't hesiate to contact me.

Best regards,

nn (USCPA not in public practice) な~んちゃって(笑)

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翌日になって、この日の解説記事は間違っていることに気づきました。
修正記事はコチラです。 ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
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by nn_77 | 2007-09-24 01:18 | >FARE

質問回答コーナー:連結会計の処理 (在庫編 パート1)

定例会の興奮さめやらぬ日曜日、今度は米国在住の日本人のUSCPA受験生、kikiさんからご質問を頂戴しました。遠く太平洋を越えてのご来訪(?)ありがとうございます (^_^)

--- (Question from kikiさん)---------------
nnさん、
いつもお世話になっています。

Cosolidationで、Intercompany CGSを訊かれた問題です。

Parker Corp. owns 80% of Smith Inc.'s common stock. During 1991, Parker sold Smith $250,000 of inventory on the same terms as sales made to third parties. Smith sold all of the inventory purchased from Parker in 1991. The following information pertains to Smith and Parker's sales for 1991:
            Parker     Smith
Sales        $1,000,000  $700,000
Cost of sales      400,000  350,000
            $ 600,000   $350,000
What amount should Parker report as cost of sales in its 1991 consolidated income statement?

a. $750,000
b. $680,000
c. $500,000
d. $430,000

Choice "c" is correct, $500,000 cost of sales in consolidated income statement.
Unadjusted cost of sales:
                Parker     $ 400,000
                Smith        350,000   
                            750,000
Adjustment for interco sales         (250,000) 
  Adjusted cost of sales           $500,000


お尋ねの箇所は、どうしてIntercomany Salesを引くのか、ということです。確かにIntercomapny Salesを消去するときに、

Intercompany sales $250,000  /   CGS $250,000

という仕訳になるのですが、どうしてCr.がCGSになるのでしょうか?

この問題ではSmith社には在庫がないのですが、在庫があった場合unrealized gainが発生します。できればその説明も加えていただければ幸いです。

kiki8795

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典型的なConsolidated F/S (連結決算)の処理に関する問題ですね。
連結会計の問題を解くコツは図を書くことです。二つの会社のF/Sを図示して、ドコとドコがダブっているのか? B/S科目なのか、I/S科目なのか? それを意識しながら解くことが大切です。
そういう意味では、「在庫の問題はこう処理するもんだ」みたいなパターンで覚えないほうがいいかもしれません。

さて、今回もnn的に(笑)、徹底的に図を使ってやりましょう。

まず、上記の問題については、下記の図だけで、OKでしょう。
a0050593_033472.jpg


P社がS社に売った在庫について、S社は全部、外部に売ってしまいました。
したがって、当該在庫について、両社の期末B/Sには何も残らないので、今回、調整が要るのは、両者のIncome Statement ( 損益計算書 ) だけですね。

上記の図の黄色の部分の通り、P社のSales(販売額)のうち$250,000は、全額、それを購入したS社のI/S上ではCost of Goods Sold (売上原価)に計上されます。 この$250,000って、売ったP社にとっては販売価格ですし、買ったS社にとっては購入価格ですものね。

さて、連結するにあたり、両社のI/Sを単純合算のGross Amountでみると、黄色の部分がダブっているのがわかりますから、これを相殺消去します。

消去仕訳は、

(Dr.) P社のSales 250,000  / (Cr.) S社のCGS 250,000


上記では問われていませんが、期末までに本件の決済がされておらず、両社に本取引のA/R, A/Pが残っていれば、それも相殺が必要ですね。

(Dr.) S社のA/P 250,000  / (Cr.) P社のA/R 250,000


以上です。ここまではOKでしょうか?


さて、追加のご質問もありましたね。

> この問題ではSmith社には在庫がないのですが、在庫があった場合unrealized gainが発生します。できればその説明も加えていただければ幸いです。


そうです、このパターンも、また、良くある問題ですね。

でも、今日は遅くなったので、今日はこの辺で。

続きはまた明日。 See you tomorrow!


午前2時、妻に「早く寝なさい!」と叱られているnnでした。
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by nn_77 | 2007-09-23 00:19 | >FARE

Equity method vs. Purchase method

67 Days before 日商簿記1級

Studying Japanese bookkeeping exam topics, I had a chance to go over the difference between Equity method and Consolidated F/S.

I tried making a sample case study, which is illustrated below, to deepen my understanding. Please be noted, therefore, that the following explanation could be wrong because I didn’t refer to any specific study materials to make the following summary.

Suppose P corp. acquired some part of outstanding common stock of S corp.

Below is the S corp’s balance sheet, which is revaluated at its fair value.
a0050593_19494312.jpg

Case 1:
P corp. acquired 100% of the outstanding common stock of S corp. for $40,000.

Purchase method is to be adopted in the consolidated financial statement of P corp.

The cost incurred to acquire the S corp. (=$40,000), and the fair value of S corp’s net asset (=$32,000) is offset with each other, and the remainder is to be reported as GOODWILL. (=$8,000)
a0050593_19545258.jpg

(Another approach is to offset the BOOK VALUE of the S corp's net asset and the cost incurred for P corp to acquire the S corp. And the remainder should be spared for the adjustment of fair-value revaluation of S corp's assets and liabilities in the consolidated B/S, and report the final remainder as Goodwill.)

According to FAS142 in USGAAP, if I remember correctly, the goodwill should go through the impairment test at least once a year, instead of being amortized over a certain period of time. (Thus, it causes PERMANENT DIFFERENCE because amortization is still permitted in the context of REG.)

In the context of Japanese bookkeeping exam, howeve, the goodwill should be amortized within a period to the extent it doesn’t exceed 20 years.

Case 2:
P corp. acquired 40% of the outstanding common stock of S corp. for $40,000.

Equity method is to be adopted in the consolidated financial statement of P corp. When preparing for the consolidated balance sheet under equity method, you don’t add up the respective balance sheets of the two or more companies. Instead, the amount of the P corp’s investment in S corp. is reported as a part of the asset in the consolidated financial statement.
a0050593_2016565.jpg

And this amount (=$40,000) changes by the amount of P copr's share of the net income or the amount of dividend of S corp.

The amount of $40,000 in the above example consists of two parts: P corp's share of the net asset of S corp at the faif value basis. (=$12,800=$32,000×40%) and the amount tantamount to Goodwill. (=$27,200=$40,000 - $12,800)
(*above calculation ignores the effect of Deferred Tax Accounting for convenience!)

Again, in the context of Japanese bookkeeping, this $12,800 part is to be amortized over a period, which decreases the amount of investment in S corp. I don’t know what they would do in USGAAP, but I don’t think they would do in the same way as JGAAP, because the amount of Goodwill goes through impairment test instead of periodical amortization in Purchase method.

It’s fun to encounter such differences of the accounting treatments between USGAAP and JGAAP, isn’t it?
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by nn_77 | 2007-04-03 20:18 | >FARE

Hate digging into details

74 Days before 日商簿記1級
【5:20 a.m.】
Good morning!

I’m keeping working on bookkeeping study. Now I’m studying accounting treatments for consolidated financial statements. In Japanese bookkeeping exam, they ask me more in detail than they did in USCPA exam.
For example, when a parent company sold goods to its subsidiary on account, then the A/R of the parent company and the A/P of the subsidiary should be offset with each other, which I learned in USCPA exam context, too. But, the bookkeeping exam textbook requires me to go so far as to eliminate both the allowances for uncollectible accounts reserved for the A/R and the bad debt expense, which leads to higher (consolidated) book income than the taxable income, that results in the necessary adjustments by deferred tax accounting…. I got sick of it, because I’m a typical blood type O person; being rough and NOT good at sticking to details!
But, yeah, I have to get along with it!
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by nn_77 | 2007-03-27 05:24 | 簿記一級

少数株主持分(Minority Interest)を考える ~日経新聞の記事から

今でも、朝、新聞を読んでいて、USCPA関係のトピックがあると、「うぉ!」と、目がとまります(笑)。 昨日、朝ごはんを食べながら日経新聞を読んでいると、こんな記事がありました。

------ ( 日経新聞 2007年2月6日 より引用)---------------------------

日立純利益77%減

日立製作所が5日発表した2006年10~12月期連結業績(米国会計基準)は純利益が前年同期比に比べた77%減の12億円となった。本業のもうけを示す営業利益は615億円と57%増えたが、建設機械など子会社が稼いだ利益が中心。プラズマテレビなど本体で手掛ける事業は低迷した。純利益については子会社の利益のうち、日立以外の株主に帰属する分を差し引くため、大幅減となった。

(赤字処理はnnによるものです。)
------------------------------------------------------------------

米国会計基準という文字を見つけて、おぉ~、日立、USGAAPでやってるんだなー (そういや、ついこないだも、SOX対応で決算発表が遅れるような記事がでてたっけかな)、と思いながら読みすすめると、「純利益については子会社の利益のうち、日立以外の株主に帰属する分を差し引くため、大幅減となった。」とのこと。これって・・・、これって、あの、理解するのに苦労したMinority Interestの話やん! でも、今は、もう、わかるもんね~、と、朝ごはんをパクつきながら、鼻高々。

・・・しかし、それもつかの間。よく考えると、僕がUSCPAの試験勉強でやってたときは、Minority Interestっていったら、子会社のB/SのEquityを調整する問題ばっかりやったぞ。。。 でも、この記事の話は、連結の損益計算書(Income Statement, I/S) の話ですよね。。。。Minority Interestって、B/Sだけでなく、I/Sでも生じるん・・・やったっけ?

でも、儲けについて少数株主部分は別計上せにゃいかん、という理屈からいうと、確かに、I/S(つまりP/L)でも連結ベースではMinority interestが発生してしかるべきだな。。。

と思って、通勤電車の時間を気にしながら、本棚のANJOのテキストFAREの後編を手にすると・・・ なるほど、I/Sについても同様に連結処理するようなことは触れられている。けれど、そうチョロッと書いてるだけで、詳しく解説はされてないや。説明のホトンドは合併時のWork sheet上でのB/S作成の解説で占められているな。 そうか~、だから、今、Minority Interestっていわれると、B/Sのイメージしかなかったんやな。。。 こんなことじゃアカンぞ!

と、そこまで気付いた時点でタイムリミット。やばい、遅刻寸前!
月光仮面さながらに自転車爆走で駅まで走り、何とかセーフ!

*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

続きは、晩、帰宅して、お風呂から上がってからでした。

まずは、連結決算のおさらいをしました。特に、I/S (損益計算書)上でのMinority Interest(株主少数持分)について、重点的に。

いつものように、インターネットでRESEARCHしてみると、上手く図解されているサイトを見つけました。

連結経営 3:連結会計の基礎(その2)、5.少数株主持分の正体
"Cyber Seminar Fujitsu"より

ナルホド、そうですよね。やっぱり損益計算書上の利益の部分も、親会社保有割合部分以外の分については、連結上の利益から控除して、少数株主の分として別計上してなくてはいけませんよね~。

オッケー。もう、忘れないぞ!

ということで、最後に、日立のリリース資料を確認してナットクして終わるはずだったのですが、実は、ここからまた、ひと苦労がありました。

下記がその資料です。

● 連結業績資料

● 連結損益計算書

上記の連結損益計算書(PDF)によると、少数株主持分控除前損失が5,639百万円も発生して見事に赤字なのに、そこから、更に少数株主持分が16,405百万円も控除されて、当期純損失が22,044百万円にまで拡大しています。

これを見て、なんで~~???と思ってしまいました。「儲かった利益について、少数株主にその持分を割り当てるのだから、儲かってなかったら、少数株主に割り当てる分なんか、ないんじゃないの???」って。

それから、コーヒーを飲みながら、ANJOのテキスト見たり、ネットで調べたり、また、日立の決算資料にもどったりしながら、ウンウン唸っていました。気分は謎を解くシャーロックホームズ(ホームズは唸らないけど!)

刻一刻と時間は過ぎて行き、日付が変わった直後に(つまり、つい、さっき)答がみつかりました。推理小説さながら、やはり、犯人は最初に登場していたのです!

冒頭の記事をよく読むと、下記の赤字部分に気がつきました。

------ ( 日経新聞 2007年2月6日 より引用)---------------------------
本業のもうけを示す営業利益は615億円と57%増えたが、建設機械など子会社が稼いだ利益が中心。プラズマテレビなど本体で手掛ける事業は低迷した。純利益については子会社の利益のうち、日立以外の株主に帰属する分を差し引くため、大幅減となった。

(赤字処理はnnによるもの)
------------------------------------------------------------------

そう! 確かに、Minority Interestは、子会社の資本の部、および利益を調整して発生するものでした。だから、Minority Interestを勘案するときには、親会社の利益部分は触らない!(そういえば、USCPA試験の問題でも、Parent Company のEquityとConsolidated B/S のEquityは等しい、みたいな論点がありましたね!)Minority Interest、少数株主持分は、もともと「子会社の利益・資本×少数株主持分割合」だったことを思い出しました。

ということは、例えば、
・Parent companyのNet Incomeが赤字(例:マイナス500)で、
・SubsidiaryのNet Incomeが、(上記を補填できないまでも、そこそこの)黒字 (例:プラス480)

・・・の場合、

→ Consolidated income statement(連結損益計算書)の「minority interest差し引き前の」連結利益は赤字(例ではマイナス20 = 480-500)になるけれど、Subsidiaryは儲けている(480)ので、Subsidiaryの儲けについての少数株主持分相当部分については、連結の利益から控除してやらないといけなくなります。

まさに、今回もこのケースなのでは!?

ワクワクしながら、日立のセグメント情報を見ると、

● セグメント情報

・・・やはり、日経新聞の記事の通り、利益を上げているセグメントと、そうでないセグメントがはっきり分かれていますね。だから、トータルでは赤字なのに、にもかかわらず、この利益を上げているセグメントの儲けについて、少数株主持分が発生したわけですね。 

ということは、同じように、連結ベースで「少数株主持分控除前」利益が赤字であっても、もし、全ての子会社が、ぜ~んぶ少しずつ赤字で、それが集まって連結で大赤字になっていたのだとしたら、株主少数持分への割り当ては発生しない、っていうことですね。ナルホド!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
独断なので、間違っていたら、ぜひご指摘下さいm( _ _ )m


そういえば、このSegment ReportingもUSCPA試験のFARの中で勉強した大事なポイントでしたね。やっぱり、こうしてセグメント情報を開示することって、Financial Statements Userにとっては、とても大切なことなんだなぁ、って改めて実感しました。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

ということで、今朝(厳密には昨日の朝)、見つけた日経新聞の記事から、またひとつ復習をすることができました。

そういえば、以前もこんな経験をしました。

合併時の会計処理・・・日経新聞より

やっぱり、USCPA試験で勉強することって、受験用の実務ではあまり使えない知識ということではなく、普段の新聞記事にさら~っと書かれてしまうくらい、実用的な知識だなーって感じました。やっぱり、勉強してよかったぞ!

・・・でも、今日は、そんなこんなで簿記の勉強してないや。あら、もう、こんな時間!

明日の Early Bird Operationに賭けるべし! ということで、おやすみなさい・・・
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by nn_77 | 2007-02-08 01:33 | >FARE

合併時の会計処理・・・日経新聞より

【0:30 a.m.】
Good morning!
Since I got so much inspired with Ms.ww’s news, today I’m sitting up like a night owl to memorize Chinese words! 漢字を書く練習は後回しにして、リスニング優先。CDで読み上げられる単語の意味がぱっとわかるように何度も何度も繰り返し練習中なのです・・・

ところで、Are you subscribing Nikkei News paper?
Then check out the page 17 of yesterday’s copy (issued as of Dec. 6th), where you can find an article that reports the accounting treatment which is supposed to be adopted in the merger of Tokushu Paper MFG. CO., LTD and Tokai-Pulp&Paper Co., Ltd.

The article used a chart below to explain the difference between the two accounting treatments: Pool of interest Method and Purchase Method.
a0050593_0383611.jpg

We didn’t learn much about Pool of interest Method, or 持分プーリング法, in USCPA exam prep because this method is not permitted in USGAAP. But a glimpse of the chart above would give us the general picture of this method, which just combines the two balance sheets at their book values.

On the other hand, Purchase Method, which is illustrated in a lower side of the above chart, is much familiar to us because we’ve experienced a lot of calculation over this method. Now I think I’m much accustomed to it.

HOWEVER, I didn’t get it when I checked out this chart.
a0050593_039966.jpg

頭だけでスイスイ考えることが極めて苦手な私は、満員電車のおしくらまんじゅうの中で、上記の図を見ても納得できませんでした。

どうやったら合併後の資産210が算出されるのか?
資本の170って何?

何度も考え直して、乗り換えの電車を待つ間に、新聞の余白にいくつもボックスを書いて、ようやく解りました。(どんくさいですね:涙)

プロセスの間に、下記B/Sの図を一つ増やすと解りました。
B社を買収した「直後」の「A社の」連結修正前のB/Sです。
a0050593_04020100.jpg

A社が自社株と引き換えにB社の株を全額取得する(買収価格は100)ということは、A社が100増資して、それを対価にB社の株式を購入するということです。

(Dr.)Investment in B  100 / (Cr.) CS    100

Investment in Bは100となりましたが、B社の時価ベースのB/Sを見るとその資本は50なので、本来、50で買えたはず。プラス50の積み増しは、のれん代でした。

上記の合併「直後」の「A社の」連結修正前のB/Sと、B社のB/Sをくっつけて、相殺すべき部分を相殺すると、下記の通りになり、これで、日経新聞の図と同じ結果になります。
a0050593_0405637.jpg

こうして、ワンクッション置かなければ理解できない私です。満員電車でぎゅうぎゅうされながらも日経新聞のあのチャートが頭でサッと理解できるようになりたいものです。。。道は遠い(涙)

ps) よくFARの連結会計の問題なんかで、Consolidated FSの資本の部は親会社の資本の部と同じ額になるとか、子会社の資本の部はeliminateされるとかいう話がありますが、正に、上記の図のことですね。
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by nn_77 | 2006-12-07 00:29 | >FARE

M&A

今年の5月に施行された会社法に盛り込まれた三角合併、これが来年5月にいよいよ施行される運びとなり、新聞などでも、財界からの強い警戒感が取り上げられています。

企業合併というと、新聞の見出し、という感じで、あまり身近には感じられないかもしれませんが、

・お父さん、勤め先の会社やお得意様の会社が合併されたりするような噂はありませんか?
・お母さん、ヘソクリ財テクの株、損して塩漬けにしたまま見てない間に、合併されちゃったのに、交換手続きせずにほったらかしになってませんか?
・あれ、また、銀行が勝手に合併して支店なくなっちゃったよーーー!
・阪急ホールディングスと阪神が経営統合、って、百貨店・デパ地下はどうなるの?(←阪神ブランドを残す方向で進んでいるらしいです)
・チャルメラとカップヌードルのコラボは実現するのか? チャルヌードル?

・・・最近では、少子化の流れを受けて、大学まで統合し始めました。私の母校の大学も、来年には、阪大と統合(被吸収?)されるようです。これで、私も阪大卒! にはなりませんね(笑)

こうしてみると、企業や組織の合併・統合というのは、実は身近な話題でもあるようです。

もちろん、CPA試験でもふんだんにでてきた分野でした。
CPAの受験勉強の記憶をたどると・・・

*** (( 回想部分 )) *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

FAR・・・合併会計、連結会計。Minority interestやGood will・・・
BEC・・・株式会社の合併の手続き、ルール。

AUDやREGで具体的に問題に出会った記憶はありません(忘れただけ?)。
でも、AUD実務では、合併プロジェクトが進む中で、デューデリジェンスにまつわるレビューやコンピレーションもあるのではないでしょうか?(←想像)
REG実務としても、特に債権者としては合併に伴って、担保関係はどうなるのか(Security interest priority)など、注意が必要です(←経験)


本棚にある、BECのワイリーを見てみました。

A parent corporation owned more than 90% of each class of stock of the outstanding stock issued by a subsidiary corporation and decided to merge that subsidiary into itself. Under the Revised Model Business Corporation Act, which of the following actions must be taken?

a. The subsidiary corporation’s board of directors mus pass a merger resolution.
b. The subsidiary corporation’s dissenting stockholders must be given an appraisal remedy.
c. The paretent corporation’s stockholders must approve the marger.
d. The parent corporation’s dissenting stockholders must be given appraisal remedy.

Wiley 2005 Module 38 Business structure 91より

答えは( b )のはず・・・お、正解! まだまだ覚えてるゾ。

90%も支配している子会社を吸収するのに必要な手続きは、存続親会社の取締役会の承認と、合併に反対する子会社株主へのremedyだけでした。90%以上の大株主なので、すでに実態は合併しているようなもの。だから、さらに、法的枠組みを一つにするだけのことであれば、簡便法として、本当に最低限の手続きだけを必要とする、というわけですね。

本来、合併に必要な手順は、下記でした。

―――吸収合併と新設合併の要件――――――――――――――――――――――
a) Boards of both corporations must prepare and submit plan to shareholders of both companies.
b) Approval of board of directors of both companies
c) Shareholders of both corporations must be given copy of summary of marger plan
d) Majority vote of shareholders of each corporation
e) Surviving corporation gets all assets and liabilities of merging corporations
f) Dissatisfied shareholders of subsidiary may dissent and assert appraisal rights, thereby receiving the FMV of their stock. To receive this right, shareholder must
・File objection to merger
・Vote against marger
・Make written demand that corporation purchase stock at apparised price.

――CPA3受験対策Ⅳ(2005年3月12日発行) 第5章株式会社(corporation) 5-49よりーー

a)~f)、と、されると、「うっ」と思いますが、ポイントはb, d, f、ですね。

b) 会社経営が責務である取締役会。ここで、経営戦略の一つとして「合併」の道を選択することを決定する。( それぞれの会社で)

d) 株主に経営を任されている取締役(会)だが、こんな大きな話は、取締役だけで決めちゃだめなので、株主にもお伺いをたてて、承認してもらう。(それぞれの会社で)

f) とはいえ、被吸収会社の株主の中には、投資判断として、「吸収されたら、損やんけ!」と考える人はいる。その人たちへの最低限の救済策として、「じゃ、今お持ちの株式を、時価で買い取ってあげますよ」ということになる。

f) のシチュエーションはつまり、今までもっていたB社の株式が、A社に吸収されたからということで、突然A社の株式に変わるということです。投資先が合併するってそういうことですよね。A社の株式になってラッキーという人もいるかもしれません。でも、そう思わない人もいるでしょう。合併時によく話題に上る株式交換比率もそうですね。同じ額面の株なのに、もし、A社株:B社株=1:100で交換されたりしたら嫌ですよね。あと、実は今でこそ買収攻勢をかけてイケイケのA社だけど、なんか先行き不安、ということも感じるかもしれません。
ということで、合併を止めるほどの大多数を占めることのできなかった少数派にも、投資家保護の観点から、「じゃ、今お持ちの株式を、時価で買い取ってあげますよ」というremedyが必要になります。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

で、日本で、来年5月から何が変わるかというと、消滅会社の株主に交付される財産が、従来までは存続会社の株式のみだったのですが、これが、現金や、親会社の株式など多様化されるということらしいです。

なかでも、現金のみを交付する方法をCash-out margerと呼びます。従来の手法だと、合併前の存続会社と、合併後の存続新会社を比べた場合で、株主構成がかわってくる(消滅会社の株主が加わる)わけですが、Cash-out margerであれば、存続新会社の株主構成は、合併前の存続会社の株主構成と変わらないわけです。消滅会社の株主にしたら、手切れ金をもらって、さようなら、という感じでしょうか。

また、最近、財界がアラームを発信しているのが、合併の対価に親会社の株式を交付する三角合併。問題視されているのは、外国企業の日本子会社が、日本の企業を買収するケースです。

上記で見たように、今、仮に、B社の株をもっていて、このB社がA社に吸収合併されたとき、普通は、(B社が、もう、無くなるので)保有していたB社の株式がA社の株式と交換されてしまい、今後はA社の株主となるわけです。売りたいときにマーケットでA社の株を売る事もできます。・・・が、これが、三角合併だと、A社のアメリカの親会社C社の株を受け取る事になってしまいます? おおー、いままで普通に東証1部上場企業の株を日経新聞のマーケット欄みて一喜一憂していた俺も、ついに、ニューヨーク株式市場に投資家デビューだ! などと言っている場合ではありません。時差もあり、ルールも税制も違う外国の会社の株式をいきなり渡されるなんて、大変ですよね。
以上が投資家保護的な観点から問題視されている点です。

もう1つは、海外の企業に吸収合併されやすくなってしまう事を懸念する、経営者側のホンネの部分です。アメリカの企業の中には時価総額の大きな大企業が沢山あります。こうした企業の日本の子会社が、親会社の株式を対価に吸収合併をしかけやすくなるのでは、という警戒論です。

いずれにしても、合併なので、冒頭のCPA試験の問題でも見たとおり、取締役会や株主総会での承認を得る必要があるわけですから、単に三角合併が解禁になったからといって、外資が日本企業を買いあさる、ということが出来るというわけではありません。

しかし、これまでの外資系ファンドの動きに見られたような、TOB攻勢の末、大株主に躍り出て、directorを沢山派遣したり、大株主として幅を利かせだすと、とどめに三角合併というカードがあることは、大きな意味があるといえます。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

仕事をする中で、お客様の合併案件に事務上対応することは何度もありましたが、上記のような、一段と大きな枠組みで考える事は(そういう部署ではなかったことも確かですが)その当時はできませんでした。 昨今メディアが伝えるような時代の流れに少しずつついていけるようになったのも、CPA試験で企業合併についていろいろなアングルで学んだからです。こうして学んだことも、大変重宝しておりますので、折に触れて、今日のように復習したいと思います。 それでは、また。
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by nn_77 | 2006-12-02 15:29 | >BEC


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