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Deferred Tax Assetの問題

このblogを通じて知り合ったkikiさん、(USCPA取得を目指す現役の米国のビジネスマンの方)が、ご自身のblogやCPA-NETを活用して受験勉強に取り組まれています。
私自身もそうやって受験勉強していましたが、とても有効な方法だと思います。インターネットの利点を活かして、情報の共有や意見の交換ができて、勉強の「底力」みたいなものがつくと思います。

さて、そんなkikiさんのページを今日拝見して、私が当時とても苦しんだ繰延税金資産の問題がありました。

----- Quoted from Mr. kiki’s blog -----------------------------------------------------------------------
Cahn Co. applies straight-line amortization to its organization costs for income tax purposes, but expenses all costs as incurred for financial statement reporting. For tax purposes a 15-year period is used. Cahn has no other temporary differences, has an operating cycle of less than 1 year, and has taxable income in all years. Cahn should report both current and noncurrent deferred income tax assets at the end of:
Year 1 Year 14
a. No     No
b. No    Yes
c. Yes    Yes
d. Yes   No

Choice "d" is correct, Yes - Year 1; No - Year 14. Since there is no related balance sheet account the deferred income tax asset is classified based upon its expected reversal date. In Year 1 a portion of the deferred income tax asset will reverse during the year, therefore it must be classified, as current while the balance will reverse in subsequent years. In Year 14 the remaining deferred income tax asset is classified as current since no deferred income tax asset will reverse in more than one year.
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

DTAのスキームの基本を理解する上でとてもいい問題だと思いましたので、以下、nn的考え方をメモしておきたいと思います。

この問題は、Organization Cost(創業費)の会計上と税務上の取り扱いの違いから生じるTemporary Differenceについての問題ですね。

ポイントは、
1.Temporary Differenceが解消されていく過程を理解しているか?
2.Tax PayableとTax Expenseの違いがわかるか?
3.Deferred Tax Asset / LiabilityのCurrent・ Non-currentの意味がわかるか?

だと思います。私自身が上記3点を理解するのに、非常に長い時間(月日、いや、年月)を要しましたしたので、その意味では、とても思い入れの深いトピックです。(笑)

さて、実際に、シチュエーションを作って考えてみましょう。

この話が2001年度の話と仮定します。売上げは$11,500で、費用は問題のOrganization Cost$1,500のみ、とします。税率は40%としましょう。

すると、

【2001年度】
Sales: $11,500
Organization Cost $1,500
Net Income: $10,00

税率40%なら、$4,000の税負担・・・Tax Expense $4,000


ところが、税務上は、Org. Costは15分の1の100だけ損金(deduction)扱い。

よって、

Revenue:$11,500
Deduction: $100
Taxable Income: $11,400

税率40%なら、$4,560の税負担。(=$11,400 × 40%)


ということで、Tax Payable (今期の課税所得にかかる税金の額。来期に税務署に収めるので、今期年度末時点では、まだ納税してないので、税務署に対するTax Payable)は、$4,560。

ところが、冒頭に見たとおり、Income Statement上の、Tax Expenseは$4,000

その差$560は、いわば、税金の「前払い」になるので資産、つまりDeferred Tax Asset。

Tax Expense $4,000 / Tax Payable $4,560
DTA $560

因みに、上記の$560は、
( Organization Cost 1,500 - Deduction: 100 ) × 40%
・・・とも一致する。そもそもこれが原因なのだから。


じゃあ、来年、どうなるか。計算の便宜上、翌年度は、前年度と同じだけ収益だけあって、一切費用がかからなかったと仮定します。すると、

【2002年度】
Sales: $11,500
Expense: $0
Net Income: $11,500

税率40%なら、$4,600の税負担・・・Tax Expense $4,600


ところが、税務上は、今年も”また”、去年発生したOrg. Costは15分の1の100だけ損金(deduction)扱い。(つまりこれが、発生年度から15年にわたって償却していく、ということ。)

よって、

Revenue:$11,500
Deduction: $100
Taxable Income: $11,400

税率40%なら、$4,560の税負担。(=$11,400 × 40%)

ということで、Tax Payable (今期の課税所得にかかる税金の額。来期に税務署に収めるので、今期年度末時点では、まだ納税してないので、税務署に対するTax Payable)は、$4,560。

ところが、冒頭に見たとおり、Income Statement上の、Tax Expenseは$4,600

このままだと、Journal Entryの貸借があわない。

Tax Expense $4,600 / Tax Payable $4,560

ここで、資産計上されているDTA$560から、$40を取り崩すと、貸借があう。

Tax Expense $4,600 / Tax Payable $4,560
                  DTA $40


上記で見たように、2001年度に$560として積み立てたDTAのうち、$40は今年度、つまり1年以内にreverseしましたね。
ですから、2001年度積み立てた$560のDTA、実は、昨年度末の時点で、下記の2種類に分類されていたのです。
DTA-Current・・・$40
DTA Noncurrent・・・$520

で、DTA Currentが、2002年度に Revereseして調整に使われた、というわけです。で、2002年度末のB/Sでは、また、$520のうち、$40がCurrentに振り替えられて・・・・

DTA-Current・・・$40
DTA Noncurrent・・・$480

となり、翌年度以降、ずーっと同じことが続いていきます。
つまり、この間、ずっと、"both current and noncurrent deferred income tax assets"が、年度末のB/Sに計上されるわけですね。

そして、2014年度も同じことが行われます。2014年度末の時点でB/Sに残っているDTAは$40のみです。これが2015年度にReverseして、税務上の15年償却に伴う調整に幕が閉じる、というわけですね。

ですから、

2013年度末のB/Sでは、
DTA-Current・・・$40
DTA Noncurrent・・・$40


2014年度末のB/Sでは、
DTA-Current・・・$40
DTA Noncurrent・・・$0


となります。で、このDTA-Cが2015年度にreverseして終わり。
なので、2014年度末のBSには、DTA-Currentは計上されますが、DTA Noncurrentは計上されません。これが英文解説の最後の一文、” In Year 14 the remaining deferred income tax asset is classified as current since no deferred income tax asset will reverse in more than one year.”の意味ですね。

DTAの問題、私にとっては、とても厄介な問題でしたが、冒頭の3つのポイントを押さえることができて、最終的には、理解ができたと思います。

CPA試験、大切なのは苦手なトピックを作らないことです。マイナーな問題や変てこりんな問題はさておき、上記のような基本の問題(ど真ん中ストレートの球)は、どんなトピックであっても打ち返せるようにしておかなければいけません。

受験勉強に限らず、仕事も他のことも、みんな同じかもしれませんね。
私も頑張らないと(汗)
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by nn_77 | 2007-08-28 13:53 | >FARE
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