【入出国手続き編①:日本→ハワイ】
2006年 08月 08日
私が帰国した次の週、英国で大規模テロ発覚の報道が流れました。イギリスのヒースロー空港をはじめ、関連空港では、持込する荷物や飲み物(テロリストが液体爆弾使用を計画していた為)などについて非常に厳しい検査が行われたとのことです。
私はその1週間前の入出国(関空←→ホノルル)だったので、下記に記すメモは平常時の入出国フローだと思います。
【関空出発】
1)チェックイン
・NWカウンター横の読み取り機で手続きを行い、機械に搭乗券を発券してもらう。
(写真は帰りにホノルルで取ったものですが、多分同じだと思います。行きは自分で出来ず、スタッフの人にやってもらってしまったので、帰りに自分でチャレンジしたときに写真を撮りました。)
こんな機械端末↓
(a)まず、パスポートのアイコンを指タッチして、パスポートの端を、端末上部のスリット(溝)に水平に通す。
(b)これから荷物を預ける僕は、一番下を押しました。
(c)すると情報がでてくるので、確認して「Continue Check-in」
事前にインターネットでシートを予約していたので、その情報が今、画面に出ています。
(d)僕の情報を確認して、「YES」を押します。
(e)預ける荷物の数を選びます。
(f)こんな画面がでてきました。
搭乗券がでてきたら、次は、係の人に搭乗券と写真付IDを見せて、荷物に荷札をつけてもらってね、とあります。
(g)機械がウィーンって言って。何か出てきます。
(h)搭乗券です
・次に、隣のカウンターで、スーツケースなど、手荷物以外の荷物(これを一般にbaggageとか、luggageという。)を預ける。パスポートと、さっき機械から発券された搭乗券を見せる。このとき、何時までに、何番ゲートに行くかを確認するとよい。(搭乗券にも時間とゲート番号は印刷されているが、人に聞いてダブルチェックするとホッとする。)荷物を預けると、引き換えにclaim tagというシールを受け取る。このシールは、スーツケースに貼られたシールの半券(stub)になっていて、現地で荷物を受け取るときに、このstubであるclaim tagと荷物が一致(agree)することが、荷物の申請保有者であることの証明になるので、大事に仕舞っておきます。
(余談ですが、この、stubを使った管理はAUDで習うcheckやstockの発行の管理に似てますね。また、それを見せると荷物をキチンと引き取れる、というのは、なんだか、REGで学んだB/Lに似てますね:笑)
3)ゲートへ向かう
①まず、手荷物検査。トレーに手荷物を載せて、ピンポンゲート(←nnが勝手につけたあだ名)をくぐる。ポケットに鍵などがあると、ピンポンとか、ブーとか、ブザーが鳴ってしまう。
②無事、ピンポンゲートを通過すると、エスカレーターを降りて出国審査手続きを受ける。パスポートと搭乗券をみせると、OK。
③出国手続きを済ませた先は、簡単なショップが並んでいるその先に、各ゲートまで走っているモノレール(?)みたいな列車があるので、それにのって、搭乗券に書かれているゲートへ。
④ゲートに着くと、もう飛行機は目の前。ゲート入り口でパスポートと搭乗券をチェックされて、いよいよ飛行機の中へ、です。
【ホノルル到着】
1.飛行機をおりると、まず、バスにのります。これに乗って、みんなで空港ビルへ。
2.バスをおりると、すぐ目の前に、地下へ続くエスカレーターがあります。
3.エスカレーターを降りた先にあるのが入国審査場です。列にならんで、自分の順番が着たら、前にすすみます。
4.この入国審査では、
(1) purpose of stayが聞かれるので、sightseeing と答えればOKです。私は正直にCPA試験を受けに来たんです、と言いましたが、問題はありませんでした。
(2) 飛行機の中で配られた緑の紙(飛行機の中で記入、サイン済)とパスポートを点検されます。
(3) あとは、左右の指の指紋をスキャンされて、ウェブカメラみたいなやつで顔を撮影をされます。
5.これが終わると、今度は、預けたluggageを取りに行きます。ベルトコンベヤーで回転すしみたいにスーツケースが流れてくるアレです。飛行機ごとに、ベルトコンベヤーが違うので、自分の載ってきた便に対応するベルトコンベヤーを探します。
6.スーツケースと再開できたら、今度は、飛行機の中で書いたもう一枚の白い紙と、claim tagをもって、列に並ぶ。Claim tagとスーツケースのシールの一致(agreemnet)と確認されたら、通過できる。この時点で初めて完全にスーツケースをとりもどしたといえるでしょう。
7.出たところに、この写真があるので、「個人」の標識に従って進み、空港の外に出る。
外に出ると、こんな感じです。
で、通りの向こうに、バス停があるので、まっているとシャトルバスが来ます。9ドルで、ホテルまで運んでくれます。いろんなお客さんを乗せるので、ホテルをぐるぐる巡る感じです。財布に9ドルあるかどうか、キチンと確認しておきましょう。
走り出すと不安にもなりますが、地図を見ながら現在地を確認していると安心です。あれ、行き過ぎてない?と思う走りもしますが、ワイキキは一方通行が多いので、遠回りをすることもあります。不安になったら遠慮なくドライバーさんに聞きましょう。
参考:【7月31日 ハワイ初日/試験前日】 その1 空港からホテルへ